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2010 03,27 03:00 |
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さらりとした感じで、ふわりと書いてみました。
気づいたら、ちょっと固めなご飯に炊きあがったけど。 本日のお題は”淡路” ”おっさん” ”テレビ”。 どのテレビ番組も通販番組だけじゃないか?と思ってしまうほど何もやっていない時間、 僕たちはハイテンションだった。いや、僕たちというより、「彼ら」は、だった。 誰が買うのか分からない商品。 アメリカ人が大げさに話を広げる。 「イエース、ボス。そんなジュースシェイカー誰が買うんだ」 「いいえ、ボブ。それは騙された人よ」 と出来上がった二人がキャハハハと笑いながら、演じる。 何であんなに身振り手振りなんだろう。 「おいおい、お前ら飲みすぎだ、何してるんだよ・・・」 と、俺と同じく、未だ冷静なやつが注意。 「そうだぞ、時間も考えろよ」 と俺も同じく注意する。 「なんだよトムもワトソンも。冷たいなー。ボブを見習えよ」 と、ボス。 「だそうだ、ワトソン君。どうするのかね」とにやにや笑いながら近付いたボブ。 「ワトソンでもホームズでも何でもいいから、その飲むスピード抑えろよ」 グループ旅行で訪れた淡路島。 ヤローどもだけという点を除けば、普通に仲間同士が集まっての飲み会をやっていた。 ただのオヤジどもだ。 とはいうものの、ちゃんと「淡路島牛乳」とか「タマネギ」を買って来たり、震災の記念館とかしっかり回った。 俺としては時期が合えば、水仙郷も見学に行きたかったのだが。 そんな観光を終えた俺たちは宿で盛り上がる二人と冴えてる二人に分かれていた。 ジャンケン大会で、翌朝のドライバーになった俺こと、ワトソン。 元々飲めないから翌朝にアルコールが残らない、口づけ程度のトム。 通販番組を真似しながらキャハハハがボブとボス。 「ったく、アイツらは・・・」と穏やかに笑いあうと、 静かに缶を傾けた。 「こんなにテンション上げてるけど、多分朝になれば、『そんなのあったけ?』とか言ってるだろこいつらは」とトムが。 「そうか?トム」 「お前まで言うか、ワトソン君 「冗談はさて置いて。アイツらなら覚えていなくても、覚えてるとか言うだろ?いつもなら」 「まぁそうだな」 と笑う。だろ?と俺も笑う。 まぁ、あっちがボブ・ボスなら、堅い話なんかどう? どうせアイツらを寝かせることもしないといけないし。 そう言って少し真面目な話を二人でした。 スルメや柿ピーを広げつつ、 言葉にすれば、弾劾必死の感情論を話しあう二人。 一夜の夢物語は言葉にすれば、儚くも永久の時を紡いでいく。 どんな色にも染まるその未熟さとその大人さ。 これは、この時期の若者たちの特徴だ。 他人から見れば、どうでもいいことに対して熱く語り合う二人。 馬鹿げているのかもしれないけど、これが二人の中では実に良い展開。 議論を戦わせるというのか、別に生産的行為でも、意見を崇高なものへと煮詰める作業でもない。 ただの時間つぶしのような話なのかもしれないけど、長い目でみるのなら、絶対に有益な経験なのだろう。 気づいたら、あの酒飲みのオッサンどもは、いびきをかいて寝ていた。 テレビはいつの間にか砂嵐状態。熱くなりすぎた。 さーて、明日はオノゴロ神社でも行くか。 そんな爆睡している彼らを見ていた俺たちは、そう決めた。 楽しいひとときを肴にしつつ、さーて、今からグラスを傾けていようか。 「おいおい、マジかよっ」 「大丈夫だって、ノンアルコールって書いているし、気分だよ気分。」 たまにはいい事なのかもしれない。 いい事ばかりはありゃしないのだけど、今の「この今」を大切にしたいから。 さあ、飲もうか、二日酔いなんか、考えないで。 ネタ3つとか考えられないお・・・ ポチリ。 CM。 ホテルニュー淡j(ry ピコーン! 今ここ。 おっサンテレビからでした。 PR |
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2010 03,26 00:00 |
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今回は特別編。本作では心葉君以外にも書いてることあったよね。そんな感じで。
心葉君の10作品以外の方で走ってみようかな。 三題噺といいつつも、 今日のお題は、“サクラ”と“さくら”と“桜” 制限時間は、きっかり五十分じゃない。日々気ままに。40分。 自分が変わったのだろうか。 いや、自分は変わっていなくて、みんなが変わったのだろうか。 僕はそういう所には疎い性格なのであまり分からないのだけれども。 別に、家に居場所がないとかそういうのじゃなくて、なんだか家にいられない気分だった。 そういう時に決まってくる場所がある。 吉野川だ。 吉野川の河川敷でぼんやりと川の流れを眺める。 和歌山県側では紀の川というらしいが、僕は吉野川の名前の方が絶対にいいと思うのは、地元だからなのだろうか。 誰も読まないであろう上流のダムの放流への注意喚起の錆びて読めない立て札。それが僕たちのいつもの集合場所だった。 今日は何も言わないでここに来た。 けれども、やっぱりわかっていたらしい。相方が大きな岩で歩きにくい足場をラクラクと来た。 そして、声をかけてきた。 「知ってる?そろそろシーズンが始まるんだよ」 「知ってるとも、なにせ地元だからね。お寺の境内の桜もつぼみが膨らんできたからね」 「そうなの?でも、吉野山の方はまだそこまでじゃなかったよ」 「おじいちゃん?」 そう。おじいちゃんが言ってたよ。そういう彼女は、ニッコリと笑って言った。 「吉野山も確かに沢山あって長い期間楽しめるけど、北千本木とかが咲く頃には葉桜だったりするし、楽しめないよね」 「まだ、川沿いのほうが本当の一面だから楽しめるよね」 そうだよね。そう言った彼女。 サクラ色したスカートを風が、なびかせる。 遠くから聞こえるは、自動車の行き交う交通量の国道の音。 近くに見えるのは、なにわナンバーの投げ捨てたゴミ。 30分に一本しか走らない電車。大阪行きの唯一の路線。 もっとも、奈良交通のバスはもっと来ないのだけれども。 「そろそろだね」 「うん、そろそろ」 ゴゴゴという、鉄橋を走る音。時報の音は、近鉄電車。 山の合間から飛び出した2両編成の電車が、ゆっくり走る。 終点吉野駅まではすぐそこだ。 Nationalの錆びた看板。錆びた電池の自動販売機。 シャッターが上がったのは随分前の話。 だけれども、このシーズンだけは、河川敷でバーベキューする人に対して冷たい飲み物を土日限定だが売っている。 「おばちゃん、コーラ持って行くよ、いい?」 「またアンタたちかいね、わかったよ」 おばちゃんと仲がいいので、売り物の飲み物を勝手に持って行く。向こうもわかってるから、出来る技。 冷たいコーラ。オレンジジュース。 二人して飲んだ冷たい味。 なにも言わなくても通じる味。通じる空気。 「明日、だね」 「うん……。そうだよね」 制服の二人。胸には造花で出来た飾り花。 似合わないブレザーも、家に帰れば袖を通すことも、もうない。 おばちゃんのところに投げてきたカバンの中には卒業証書。 偶然を装って帰り道、彼女を待ったあの日も、明日からは絶対に来ない。 二人ともサクラは咲いた。 咲いたのは別の方向。それだけ。 あと数日立てば桃色に、そして一週間ほどすれば、綺麗な桜色に移り変わる。 その頃には僕は新天地。風に飲まれて都会の風を。 彼女はこのままこの場所に。 「今年は寒かったからね」 つぼみの桜は未だ咲かず。去年なら既に咲いていたのに。 でも、僕が目に焼き付けた景色は、桜色。 去年のことも、昨日のように思い出せる。 その時も、今日と同じく相方もいた。 居なかったことが無かった。 サクラ色したスカートに小粒な冷たい色が、降り注ぐ。 座り込んで、手で覆った彼女。 声をかけようとしたが、かけられなかった。 川を跨ぐ鉄橋を走る、近鉄特急。 彼女が泣いていたのかは、鉄橋を走る音で分からなかった。わかりたくなかった。 なぜなら、自分も視界がゆがんでいたから良く見えなかったのだから。だから、わかりたくなかった。 二人から音を奪った近鉄特急。 さくら色した、さくらライナー。 2両編成がガタンガタンと走り去っていく。 さくら、さくら。 ふわりとした季節に、しずくが一つ。 水面に映る一つの影は、支え合っていた。 桜が今咲くか、「来年」咲くかの境目になりました。 国公立の後期発表も終わりです。 善し悪しなどと他人の選択をとやかく云う立場には「本人の問題」であり、部外者である以上、何も言えないのですが、 今年度はこれで「終わり」です。 卒業旅行するブログを見ていると、 「9月」の時点で緻密過ぎて私も分からないダイヤ設定を企画した「あのホージー」と音信不通でありまして。 「卒業旅行」が「入学旅行」に、日程的には「GW」か「夏の小旅行」にまで押し込み具合。 あえて、桜。 桜ノ宮と森ノ宮を聞き間違えて、その節には大変ご迷惑おかけした国土面積でした。 三寒四温の日のこと。 そんな風の強い雨の日のこと。 |
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2010 03,24 00:53 |
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「I love you」という言葉に初めて二葉亭四迷がぶつかったとき、どう訳すか悩んだらしいんですよ。
今みたいに「好き」とか「愛している」とか使わない時代ですから。それで、何と訳したと思います? 「私は死んでもいい」・・・と。 そんな感じのことを金八先生が言ったとき、これだねって思ったよ。 さっきまで、作っていた先生を真似た演技。 今ではあどけない顔。 彼は、そう笑いながら言った。 なによ、朴念人が。とか思うのは、私が悪いのかも。 そうだ。 一つくらい私も動いて良いじゃない。 ねぇ、私は彼に声をかける。 「今日はたぶん、いや、絶対に月がきれいだよ!」 「はぁ?今昼間だぞ。何か悪いモノでも食べたか?」 「何よ、馬鹿には見えないんだよー、ばぁか」 「何いきなり、切れてるんだよ、おまえいきなりどうしたんだよ?」 「ふんっ、知らないんだから」 そう言って、踵を返す少女。 彼女を追いかけて、とりあえずあやまるルートしか、少年には取り残されていなかった。 そうだ、坊っちゃん。こんな話は聞いたことあるかね。 英語に堪能な夏目漱石は、「月がきれいですね」と訳したのにはそういう意味があるのだろうか・・・・? 今宵の月は多分美しいだろう。 たとえ少年が気付いていなかったとしても。 あぁ、今夜の月は美しいですね。 |
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2010 03,22 05:24 |
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クマと聞いて、そんな餌に釣られないクマーが出てきた奴が正解。
ある意味、アナロ熊でも、眼の下のやつでも正解。国土面積です。 ついでに、現代社会の参考書選び方はねー、参考書マスター(二代。初代は無論ダニたんこと神です)いわく、「解決シリーズ(Z会系)」が好評です。 黄色の漫画家に絵を頼んでいる参考書は「現代社会に関しては」あまり良い評価ではなかった記憶が。 政経分野よりも倫理分野の知識をいかに定着化させるかがミソ。(政経の明らかに選択肢違うのは慣れるとわかるはず) 私は「解決シリーズ」の倫理を趣味で買いましたが、大分役に立ったよ。 がんばってくださいね。 家電ブレイクの称号はどうやら、神がおりているようだ。 二週前にはテレビが照れ隠しして、画面を真っ黒に。 テレビ「パソコンばっかり、構っちゃ、嫌!」 とでも、言っているかのよう。 国土「はいはい、構ったら、ご機嫌直してくれるんだよね?まったく、困ったツンデレちゃんだ( ̄~ ̄)」 で、だ。 小生は、勤勉学生労働(貴族)になろうとだな(ry で、バイト研修スピードについて、ボスの去年比三倍指示にも耐えていますが。 無線LANの増強を自分へのごほうび(笑)にしていたんですが、 店員「お取り寄せになります」 国土「そーなのかー」 数日後のお電話。 店員「申し訳ございません、メーカーの方が生産を辞めておりまして(ry」 計画変更で、無線LANを受信して、有線に割り当てる無線LANポートに変更。出費15k。(・∀・ ) 以下、余所の(ry いやー、モテモテで生きるのが辛いわー(棒) 擬人化嫌いはお控えください。ってか、みんなの擬人化っ娘大好きです。って言ってた。 国土「コンバーター、コンバーターが家に来る!」 テレビ「私かまって、もらったもん!残念だねー子機さんは」 無線LAN受信用子機「私が悪いっていうの!?今まで散々に熱くさせて、限界だって言っても使っていたじゃない!」 親機「まぁ、落ち着けって子機さん」 子機「何よ!あんたがもっと力強く飛ばしたらこんなことないじゃないの!」 親機「いや、マスターの家の構造上無線では...」 子機「何ですって!あなたまで私を要らない子あつかいするの?信じられない!」 国土「新しい嫁(無線LANコンバーター)連れてきたお(・∀・)よろしくしてあげてね!」 親機「こんな時に空気嫁よマスター...」 国土「ほーら、親機。こいつを認証してあげて。これで子機は要らないな!」 親機(むむむっ) 子機「あんたなんか、知らないっ!新しいお嫁さんに、やられれば良いのよ!」 子機、活動停止。 親機「確かに、子機の方がいつも大切に使われるはずなのに、その仕打ちは非道だよ、マスター。子機の言い分は賛成出来ないけど。マスターには悪いけど、少し休ませてもらうよ。」 親機、活動停止。 国土「新しい娘だよー」 コンバータ「ワタシにお任せあれ、ご主人さま」 無線LAN子機・親機(また、新しい娘だよって、何よご主人って。べ、別にかまってもらえないからって、寂しくなんか、ないんだからねっ!グスン) 国土「あれ?おかしいな、SSIDやIPアドレスを認識しない?何故だっ!」 コンバータ「認識できないのですよ?(´・ω・`)」 国土「このポンコツのせいなのか?こいつが悪いのか?」 コンバーター「えっ?ワタシ何もしてないよ?(´・ω・`)」 国土「こいつが悪いから、いけないんだ!」 親機「待って!私が悪いの!マスター、ちゃんと認識させてあげるから!ねっ?」 子機(ちょっと、約束が違うじゃない?どういうことよ!) 親機(私には新しい娘を悪者扱いにはできないよ!) 子機(ふん、かってにしなさいよ、私は負けないから( ̄~ ̄)ξ) コンバーター「親機、認識できましたo(^∇^o)(o^∇^)o」 国土「よくやった!でかした!スリスリ」 コンバーター「てへへっo(^∇^o)」 親機(いいの、私は縁の下で支えるから...たとえマスターが気付かなくても...) 国土「じゃあ、有線のLANケーブルを差し込んだら、完成だね。ありがとう、コンバーター」 コンバーター「頑張ったよ!o(^∇^)o」 パソコン「何よ新人たちは、私が一番ご主人とは長いんだからねっ」 パソコン、コンバーターからのケーブルを認識できました。 国土「この展開は読めてたよ、パソコン君。実は君のためにちゃんと対応形式のケーブル持っているんだ」 パソコン(えっ、私なんかのことをちゃんとわかってくれるんだ...) 国土「ははは、初期装備品はダメだなー、この時のために買っておいたサラがあるをだよな、これが」 しかし、認証せず。 パソコン「でも、認識できました。申し訳ございません...でも、どちらも対応形式ですよ?何か不具合があるのでは?」 国土「困ったなー、プロバイダーに聞いてみるか、多分電波障害だろ。何?発生していない?無線の子機で接続出来るか確かめろ?了解だ、大佐。今から状況を開始する」 子機「ふーんだっ。かまってくれなきゃ、いたずらするぞ(´・ω・`)」 国土「大佐、接続できるが、すぐに切断されるのを繰り返してるぞ、指示を乞う。親機の確認?了解だ大佐」 親機「また子機は拗ねちゃって...」 国土「親機は良好のようだ大佐。プロバイダーの通信機?未確認だ。確認に走る」 通信機「ナニモ、ナイデス」 国土「何も無いようだ、大佐」 国土「えっ?大佐もお手上げ?どういうことだ?大佐ッー!返事をしてください!」 コンバーター「私がいけなかったんですね、私は要らない子だったのですね...(涙」 親機(むむむっ) 国土「とりあえず、元の設定にしたのだが...コンバーターのせいで二時間かかったよ。要らない時間を使ってしまった」 親機「マスターひどいよ!新しい娘を要らないだって!」 子機「私はべ、別にかまってもらえないからって、寂しくなんか、ないんだからねっ!グスン」 コンバーター「うぅぅ...私なんか、私なんか...要らない子。うぅぅえーん(ノд<。)゜。」 国土「ネット接続できないだと?国土に死ねと申すか!助けて携帯さん!」 全員「もう、知らないっ!」 今、この状態です。 携帯でチマチマ一時間以上かけてこんな文章をつくるぐらい、ネット接続できないとダメになります。 徹夜で空が明るいです。 犬吠崎なら日の出です。 誰か助けて... ※多分数日間は不定期更新します。 あぁ、お嫁さんたちが怒ってますので、がんばってきます! |
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2010 03,21 00:00 |
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ネタが傾いているなら、もう一つ書こう!
でも他にネタがない。 ネタが無いなら、他所からパクっ(ry ネタが無い=更新しないは何故か認めたくないっ!って言ってた。国土面積です。 今日のお題は”眼鏡” ”オレンジ” ”帰り道” 空き時間25分。 【自作自錯】コーヒーとアイスの関係。 偶然を装って一緒に帰る幼なじみ。 偶然じゃないのはわかっているけど、「偶然」なんです。 いつも「たまたま一緒になったんだ!」と二人して言いながら、 「仲がいいわねー」と玄関前で話し込んでいる両方の母親たちに言い訳。 今日は担任に頼まれた書類作業をああだ、こうだと言いながら 片付けるのを手伝ってもらった。 「ごめん、すっかり遅くなってしまって」 「いいよ、別に。いつものことだからね」 職員室に提出書類を出しに行く。担任が待っていた。 「よーし、これでバッチリだ。二人ともお疲れ様、いつもありがとな」 遠くに聞こえるのは、運動部員の大きな掛け声。 近くに聞こえるのは、帰る途中の楽しい談笑。 「遅くなったから、何か休憩になにか頼んでみる?」 そう言って僕が指したのは小さなお店。 いわゆる学生のたまり場。 「うん、寄ろうよ!私甘いもの食べたかったんだ」 「肥えるぞ?」 「うっさい」 バニラアイスとコーヒー。 ガラスのお皿の中の丸い丘。 それを崩すようにスプーンで一口。 「うーん、冷たくて美味しい!」 「トイレいっている間に、コーヒーを勝手に頼まれた俺に対するあてつけか?そうだよね!」 「いいじゃん、いいじゃん。コーヒー好きじゃん。いつも飲んでるじゃない」 「僕は猫舌だ!」 飲めないで舌でなめるかのようにチョビっとだけ飲んだ僕。 「猫舌もそうだけど、それに・・・」 と言いかけて、ちょっと言いよどむ。 「それに?」 「いいや、何でもない。何でもないさ」 いつも朝に起こしに来てくれて、淹れてくれるコーヒーだから。 なんて、そんなの目の前にして言えるわけがないさ。 紛らすために、コーヒーカップを持って、グイッと飲む。 普通の人が本を読みながら飲むような少ない量だったけど、猫舌な僕には大ダメージだった。 「うわっ、熱っ!!」 ガチャン! 「ちょっと、何してるの?」 コーヒーをこぼしてしまった。 「もう・・・なにしてるんだか」 そう言いながら、お手拭きでこぼしたコーヒーを拭き取る彼女。 シャツまで拭きかけた時は流石に止めに入ったが、 どこか火傷してない?と上目づかいで僕を見ている目。いや、その距離でやめろ。 眼鏡がコーヒーの湯気で、曇っていて本当に助かった。うん。 「で、コーヒーをこぼすほど、そんなに動揺したのは何で?」 「いいや、気の迷いさ、うん」 「なによー」 オレンジ色の帰り道。眼鏡越しに見た景色は、ほんのり甘酸っぱい色だった。 国土が全方位土下座のアップを始めました。 反省はしている。書いててテンション上がっちゃった。ムシャクシャしてやったわけじゃないよ。 ちょっと焼き土下座は流石に無理だが、ジャンピング土下座の練習してくる。 前もこのパターンあったな・・・。オマージュ以下の愚策立てたのも。 |
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