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2012 03,18 00:00 |
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ちょっと重たいの。
国土面積氏にも幼馴染に近い存在の人物がいた。
幼馴染といっても、
そんな幼馴染は定価9800円のフルプライスモデルの一人用ゲー
まぁ、
小中は毎朝一緒に通って居たし、
少しその人の話でもしよう。
よくある話である。
幼馴染家の祖父母様はどちらも大正生まれの元気なお方である。
孫の友人(幼馴染)
80を回るとやはりどこかで不調を訴えるのは仕方が無いことであ
ある人では少し早い目の認知症に。
ある人では少し早い目に体力の衰えを。
一昨年の話である。
祖母さまは立ちくらみから運悪く、
戦前戦中世代である。
娘息子らの支援を断り、ほぼ老老介護の状態である。
心配はしていたものの、
それでも、2人ともお元気でいられたときは何の問題も無かった。
だが、流石に歳には勝てない。
息子らのすすめでようやくデイサービスに行くようになった。
祖父様のご意志には反していたのかもしれないが、
それでも、家庭のことはすべて祖父様がされておられた。 何度か、国土の祖母が手伝おうかと声をかけたら、 私の仕事ですからと、さも当たり前かのように答えられていた。 その祖父様が先日倒れられた。 この大阪でも雪がちらついた日。 あっという間だった。 1週間で入退院を2度繰り返して、仮退院中のとき。 縁者に囲まれて、自宅で迎えられたのは良かったのかもしれない。 祖母様のベット横で、そして娘・息子と孫に囲まれながら、静かに息を引き取った。 孫の帰阪に間に合ったのは、ほんとにありがたかった。 彼は優しい子だから。だから、間に合ったんだよ。 っと、ベットからおうおうと泣きそうに声を震わせていたお祖母様を直視出来なかった。 国土さんのお孫さんも優しい子なんだから、あんたもちゃんとそういうときはしてあげるんやで。 と、仏に祈るようにお祖母様から皺くちゃな手で握られて拝まれた。 結論から言えば、介護疲れというものではないか。 そんな声が口だけは大きい人達が言っていた。 手を汚さないで口だけ出すのは何事か。他家ながら、『他人事か』と思ってしまった。 「今日は来てくれてありがとうね! おじいちゃんも喜んでいると思います!」 わずか2行のメールに返信する文面を1時間もひねり出していた。 全然お手伝いできず、すまなかった。 落ち着いたら、ゆっくりご飯でも行きましょう。と、わずか2行のメールを返した。 返信は返って来なかった。 流行りの先の尖った革靴。 ピシッとした上着。 真新しい黒いネクタイ。 成人式に見たそのスーツがなんだか、くたびれて見えた。 PR |
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