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2009 05,29 01:00 |
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はやてが連れないので、国土一人語り。
一人なら気楽に難しいアニメ製作側の方からたまには攻めようかな。 もはや、「キャラクター造成論」ではないが。XX論シリーズってことでご容赦を。 アニメ業界は後数年で潰れると確信している。 お金にまつわる方で。 前2ch関西ローカルで貼られてたサンテレビの30分枠のお金を取り上げてみたい。 えー、ワンクール借り切って公の電波に流すためにかかる料金だそうです。 つまり、23時から25時(翌1時)までならワンクール2700万円、深夜帯なら1500万円を「製作委員会」が買い上げて放送する場合が大半です。 アニメって流すのに「放送局」にお願いしてお金払って流しているんです。 ドラマとかもっとお金使う所は使うけど。あなたが飛ばす15秒CM一本は一回110万円するんです。 TVCM辞めて業績があがる企業があるほど負担があるんです。道がそれた。 一局で流すために1500万-2700万円かかる。 これに他局(5.6局)分を足して、その上にアニメ製作料金がかかると考えれば、 人気のない作品だって『一億円規模でお金が動いている』のが想像できるだろう。 そして、制作費を削るためにアニメイターなどの低賃金の上に成り立つ業界だと理解してほしい。 これの資金回収方法とは。 DVDをはじめとする物品で回収。 ・・・出来ればよかった。 いまやDVDの購買欲は大分減少している。 DVDを個別で発売し終えた時に出てくるDVDBOXとか、DVD初回限定特典とか。 そういうのに飽きた、そういうがめつい商売をあまりここよく思っていない層もいる。 DVDのみで回収できるのはいまならブランドものだけだろう。「声優」や「アニメ製作会社」の名前で売れている作品群だけだ。 アニメの「ストーリー性」は一体どこに言ったのだろう?という疑問点がいささか残るが、まあ、許容範囲だろう。人それぞれである。そこに度や書く文句や不満を言うつもりはない。そういう業界なのは理解している。 後で後述する。 アニメはDVDの収入ではまかないきれなくなった。何で放送料を回収し始めたのか。 「版権」という麻薬に手を出した。 版権とは、簡単に言えば、再放送権、著作権(著作隣接権)、商品化権、などがある。 著作権の切り売りが公然とされている。 たとえば、「アニメA」の作品のOP、EDの版権をレコード会社に売ってしまい、制作費を回収できないリスク回避する。 だが、その版権を売ったことにより、「アニメA」についてのCDの製作権はレコード会社側にあり、どんな悪曲であろうと、「正史、本家」である。「キャラクターソング」とか、イメージソングの多発はこういうところから来ているのではないか?と私は思う。 版権を切り売りされる問題点は、作者の意図からかけ離れたものになることである。 切り売り行為そのものは法律上、なんらも問題も無いが、「著作者人格権の同一性保持権」が侵害されることを心配する。 「同一性保持権」とは勝手なアレンジや著作物の編集のことだと思ってもこの話の上ではそれでいい。(多分) いつの間にか原作とかけ離れたアニメになっていようとも、キャラクターCDのなかの曲になっていようとも。 原作者が原則参加する「アニメ製作委員会」から権利が離れているため、文句が言える状態になっていない。 文句が言える状態、すなわち原作者の手元にCDなどがいきわたる時にはすでに生産ラインは回っており、それをとめるとなると作品の価値すら貶めてしまうことに他ならない。 アニメの「ストーリー性」は一体どこに言ったのだろう?という疑問点はここでまた出てくる。 べつに権利を買った側、つまり「版権購入会社」にとって、「ストーリー性」は興味がある。 しかしあるとすれば、そのストーリーから考えて、どのような賞品を作り出したら、儲けが生まれるかという点だけにある。 音楽アニメで音楽CD出さない会社がないように、メカニックアニメでフィギュアが出てこないわけがなく、ミリタリー色が少しでもあるものなら、例えはのはシリーズでも模型があるように。 そういうものである。 アニメ業界の必要悪だ。 だが、その悪は業界を蝕んでいる。限られたコア層しか受け入れられず、商品を購入されなくなれば終わりだ。 アニメの「原作」がないがしろにされるアニメはあまり好まない。 それなら、原作の「ストーリー」が好きな私にとってはアニメ化はあまり好ましくないことなのかもしれない。 PR |
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