カオスの溜まり場っ!?
いつもより高い電波でお送りします。よろしくおねがいします。
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まずは一読をお願いします。
趣味の欄にインターネットと書ける位にはネットを触っている人。
小説読むのも書くのも、物語を語るのも好きな人。
ネタの引き出し少ないけど。
主に脱線しないことが無いので遊び半分に見てください。
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2009
02,06
03:21
【自作自錯】授業前の保健室とボク。
CATEGORY[自作自錯]
朝には強い方だったが、クラス委員で保健委員会に所属する時には、こんなにも早く登校しないといけないのかと思った。
運動会が来週に控えた今日。ただいま午前七時半。遅刻になるのが八時半だからいつもより一時間早く来ている委員もいる。
みき先生の指示のもと、備品の整理。
といっても運動会に備えてだから包帯とか、捻挫用のシップなどの数を数えるとかそういうものを手伝っているのだけど。
「じゃあ、あとはけが人が運動会で出た場合ね。ただのすり傷なら委員の皆さんに消毒してもらうことになるからそれの練習をしておきましょう」
え~という女子生徒の声も上がったが、その後のアルコールが腕につけて、それが気化するの感触を楽しむ男子生徒もいる。
「大体覚えたね。じゃあそろそろ解散しよう。勉強頑張ってね、後委員長はちょっと残ってて、じゃあ解散」
解散の号令を聞いて、飛び出すように「サッカーしようぜ」と走り出すもの。やれやれと出て行くもの。女の子のグループで話しながら出て行くもの。・・・私は居残りの方だった。
「先生、」私は声をかける。「先生、他にまだ何か残っているのですか?」
「いいえ、ちがうの。個人的なことなんだけど」
そう言って、みき先生は、一度目線を下に落とす。
「ヒロ君って上の苗字なんだったかな?」
「伊吹ですけど・・・」
やっぱりと手を打って少し飛び上がったように見えるみき先生。なにがそこまで喜んでいるのだろうか。
「お父さんのお名前、浩紀じゃなかった?」
「そうですけど・・・、どうしてボクのお父さんの名前知ってるんですか?」
「先生・・・私、浩紀さんと同級生だったの。」
・・・みき「先生」ではなくて、すでにみき「さん」個人、すなわち素に戻っている。
それは二つ干支がまわるぐらい歳が離れた子どもに対して言うお姉さんの言葉ではなく、
まるで同級生に「実は・・・」と話す高校生だ。それほど、ボクには若々しく見えた。
でも、ボク、保健室の先生が「お父さん」を「浩紀さん」と呼ぶのにも、違和感があった。
いいや違和感しか感じなかった。なぜ「お父さん」と言わなかったのか。
須臾のうちにたくさんのことが頭に浮かんだ。浮かんでしまった。
「そうなんですか・・・」
ボクは半信半疑で言葉を紡ぐような感じなのだろうか。
残念ながらどんな顔をしてこの言葉を言ったのだろうか。
「あれ?信じてないの?」
一方、みき先生はそのまま。本当に子どもに対して言っているのではなく、「ボク」に言っているのだ。
先生と生徒という壁は先生側から崩された。
「浩紀君の小さい頃にヒロ君そっくりで、苗字も同じだったからそうなのかな?って思っていたんだけど、」
みき先生・・・いや、美樹は言葉を続ける。
「やっぱり、そうだったんだ~私もビックリだよ、こんな偶然。」
そう美樹が言うのでボクは本当に混乱した。
ボクはこのまま聞いて良いのだろうかと。
「偶然ですね・・・びっくりしましたよ・・・」
なぜかボクは他人行儀が強くなる。担任の先生にも、体育の先生ですらタメ口であったボクが急にかしこまった言葉が出てきた。
なつかしい中学校時代の野球部員と再会して思い出した記憶の一片。
半分実話。
小学校三年生ぐらいのとき、赴任してきた保健室の先生のほうから声を掛けられた。
放課後確かあれは友達と駆け回っていて、足にすり傷を作って保健室に連れられた時にこの話はあった。
父親の高校生時代や中学生時代を周りから情報として、そして彼女らの思い出を思い出す導入剤として私によく語ってくれたものだった。
保健室から呼ばれ、父の思い出を語ってもらったりとか。
保健室の先生が父親のクラスメイトだったと言う事実を上の表現とはまた違った口調で教えていただいた。
当時、父の方に確認をとってみると確かに古い卒業アルバムから出てきた。同じクラスだったようだ。高校時代。
親の古い友達とか、そういうのは私は子どもながらそこに踏み込むのはいけない事だとそのとき思ったのである。
同窓会がこの後近いうちにあったらしい。そのとき父とその保健室の先生が数十年ぶりに再会したとか。
そして後日談。六年生になったころ、あの保健室の先生は転勤になった。
しかし、そのときには彼女の指には確かに指輪がついていた。そのまま寿だったのかもしれないが、そのとき以来その保健室の先生とはあっていない。
でもよく考えてみるとそのときからうちの両親は二人して(ryって両親の友達たちが酔った時
聞きたくないのに
聞かせていただける。
この歳になり、こんなニブチンな私でも少しこの機会にその保健室の先生を思ってみる。
実は、あの保健室の先生は、私の父のことg・・・
いや、止めておこう。そのことも彼らの世代の同級生たちにはしっかりとした思い出であり、
こんな若輩者が踏み荒らして良いものではない。彼らの胸の中でしっかりと残していくべきものなのだ。
私が土足で踏みあがってはいけない領域だ。
このことは、私は世間の狭さを痛感した出来事である。
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